補助金を上手に利用してエアコンを交換
寒い冬が終わり春が到来しました。
エアコンを使用されていた方もそろそろ夏に向けて冬じまいをする時期になりましたね。
家庭用エアコンの法定耐用年数は6年とされています。
しかし一般的には10年前後、長ければ13年、15年使われている方もいらっしゃいます。
古いけど使えるうちはまだまだ使う!というご家庭も多いとは思いますが、以下のような症状が出てきたら交換を考えてみてください。
・変な音がする
・臭い、清掃しても臭い
・涼しく(暖かく)ならない
・室内機から水漏れが頻発する
・リモコンではなく本体の操作ができない
・メーカーに確認したら部品の製造・販売が終わっている
また、古い機器は無駄に電気代もかかりますので、省エネ対策の観点からも交換を考えてみてください。
「こどもエコすまい支援事業」の1つに「空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置」で補助金の対象となる工事があります。
例えば
DAIKINの「うるさらX」 機種名:AN363ARS-W
お部屋の広さは12畳程度
冷暖房時のめやす3.6kW
換気できる性能があるため、窓を開けての換気ではなく、エアコン本体で換気が可能です。
こどもエコすまい対象機種で1台につき25,000円が補助されます。
三菱電機でしたらCMでおなじみの「霧ヶ峰」(12畳用)
機種名:MSZ-AXV3621
補助額:25,000円
日立は「白くまくん」(12畳用)
機種名:RAS-X36N
補助額:25,000円
富士通ゼネラル「ノクリア」(14畳用)
機種名:AS-X403N2
補助額:25,000円
もちろん上記機種は全て12畳から14畳ですが、
6畳用、8畳用など、お部屋の大きさにあった機種があり、
補助額も異なってきます。
例えば
DAIKINの「うるさらX」の8畳用エアコンであれば
機種名:AN253ARS-W
補助額:22,000円となります。
ただし、こどもエコすまい支援事業でご注意いただきたいのが、
エアコンの交換だけでは対象にならない点です。
①開口部の断熱改修(ガラス、窓、ドアの断熱化)
②外壁、屋根・天井又は床の断熱改修(グラスウール断熱材等を使用)
③エコ住宅設備の設置(節水型トイレ、節湯水栓などへの交換)
のいずれかと一緒に行う必要があります。
いずれにしても少しお住まいに手を入れる際、もしエアコンも古いということであればこのチャンスに少しでもお得に交換できるといいですね。
2022/03/26にウェザーニュースより、エアコンの冬じまいの5つのポイントが特集されました。
【ウェザーニュース】エアコンの「冬じまい」の正しい方法は?
https://weathernews.jp/s/topics/202203/180245/
基本的なお掃除ですが、これを行っておくだけで次回使用時の冷房の時期にも快適に使えそうです。
機種によって空気清浄機能や換気システムなどが搭載されており、春の花粉の季節に窓を開けられない方はエアコンでお部屋の温度調整をされる場合もあります。
ただ冷やすだけ、ただ暖めるだけのエアコンももちろんいいのですが、状況や体調などによって臨機応変に使える家電で快適な室温で過ごしてみてください。
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