【豆知識】ステンレスキッチンのメリット・デメリット
キッチンはほぼ毎日使うスペース。
綺麗に、快適に、使いやすくしておきたいスペースですね。
昨今、このキッチンスペースで「ステンレスキッチン」が人気急上昇中です。
以前はステンレスキッチンというと
「業務用」や「ガスコンロは別で設置するもの」でしたが、
近頃は個人宅で人気が出てきています。
これもある意味ステンレスキッチンと呼ばれていたものです。
でもちょっと、今の時代便利に使えるかというと、そうではないですね。
光熱費の節約にもならない感じがします。
換気扇は無いですが窓を開ければ換気できます
というアナログな説明がつきそうですね。
今のステンレスキッチンの良さは何といっても
「耐久性」
「掃除のしやすさ」
「スタイリッシュ」
ではないでしょうか。
ステンレスキッチンがスタイリッシュで有名なのは
CMでおなじみのクリナップの「STEDIA」
汚れがつきにくく、付いてもサッと拭くだけで綺麗にできる
デザインの良さと収納力の高さで人気です。
更に無印良品とのコラボでおなじみのサンワカンパニー
こちらは収納がシェルフになっているので、あえて見せる収納になります。
シェルフは自在に大きさを変更できるため、空間を仕切る、壁面一面を収納にすることができたりと、生活に溶けこむキッチンが作り出せます。
(ただし、統一感のないものを置くと、雑然としそうですが・・・)
しかしステンレスキッチンでも悪い点はあります。
水垢がつく
洗剤の残りで汚れる
サビるかも
傷がつきやすい
ステンレスは表面は美しいのですが、傷がつきやすい性質があるため、
たわしやクレンザーなどを使用して擦ってしまうと、すり傷がついてしまいます。
また、食器などでも傷がつきますので、そっと取り扱うといった注意が必要です。
丁寧に使っていたのに水垢がついてしまった・・・
擦って落とそうとしたら水垢は落ちたのに、永遠に落ちないすり傷がついてしまった・・・
なんて悪循環もあり得るかもしれません。
ステンレスキッチンの傷を予防するには
1.洗い桶を置く
2.シンクマットを置く
などで対処が可能です。
近頃はシンクマットも様々な種類があり
フラワーモチーフやシリコン素材で熱に強かったり
探せば100円台から数千円するものまで販売されています。
ラクール シリコーンマット 出典:モノタロウ
立てて乾かせるシンクマット 出典:howsie
ただし、このシンクマットもきちんと清潔に保っておかないと汚れの原因にもなりますので、
日頃のお手入れが重要になってきます。
ステンレスは水垢やカビが発生しにくく、耐熱温度が高いので、
洗剤などを使用せずとも熱湯で消毒が可能です。
※排水管は熱に弱い場合もありますので、水を流しながら熱湯消毒してください。
衛生面、耐久面に優れているステンレスキッチン。
賢く便利に使って綺麗で快適なキッチンを長持ちさせたいですね。
また、キッチンのリフォームは「こどもみらい住宅支援事業」の対象になる場合がありますので、お気軽にご相談ください。